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  1. 士業に役立つ不動産評価まめ知識
  2. 鑑定評価の実務
  3. 鑑定評価の実務 〜鑑定評価とは〜
 

鑑定評価の実務 〜鑑定評価とは〜

「そもそも鑑定評価ってなんですか?」

【鑑定評価とは】

鑑定評価とは、法律でも基準でも、
不動産の経済価値を判定し、
価格(賃料)として表示すること です。

ただ、これだけだと
誰でもできてしまうような気もしますよね。

■不動産の鑑定評価に関する法律(第2条)
不動産の鑑定評価とは、
「不動産の経済価値を判定し、
その結果を価額に表示することをいう。」

■不動産鑑定評価基準(総論・第1章第3節)
「不動産の鑑定評価は、
その対象である不動産の経済価値を判定し、
これを貨幣額をもって表示することである。」

【鑑定評価の手順】

鑑定評価の手順は、
不動産鑑定評価基準に定められています。

■不動産鑑定評価基準(総論・第8章)
① 鑑定評価の基本的事項の確定
② 依頼者、提出先等及び利害関係等の確認
③ 処理計画の策定
④ 対象不動産の確認
⑤ 資料の収集及び整理
⑥ 資料の検討及び価格形成要因の分析
⑦ 鑑定評価の手法の適用
⑧ 試算価格又は試算賃料の調整
⑨ 鑑定評価額の決定並びに鑑定評価報告書の作成

けっこういろんな手順があるんだなと
思って頂けるでしょうか。

どんな資料を集めるのか。
その資料や価格形成要因をどう分析するのか。
どのように鑑定評価の手法を適用するのか。

評価主体によって考え方が違う場合もあり、
これらの違いが結果の違いに直結していきます。

【練達堪能な専門家】

このような鑑定評価の手順を
適切に行って、適正な判定を行うためには、
やはり練達堪能な専門家である必要があります。

■不動産鑑定評価基準(総論・第1章第3節)
「鑑定評価は、高度な知識と豊富な経験及び
的確な判断力を持ち、さらに、
これらが有機的かつ総合的に発揮できる
練達堪能な専門家によってなされるとき、
初めて合理的であって、
客観的に論証できるものとなるのである。」

【まとめ】

“鉛筆なめなめ”などと
揶揄されることもある鑑定評価。

こうやって概要を見るだけでも、
様々な資料を集めて分析して、
しっかり評価していると思いませんか??

士業の先生の不動産評価に関するご相談、お待ちしています

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