士業専用ダイヤル
9月1日の日経に「コロナ禍 不動産売却したい」
という記事が掲載されていました。
「保有資産の売却で手元資金を増やしたり、
自己資本を充実させたりするのが目的だ。」
と書かれています。
「セール&リースバック」
事業用の不動産では、
不動産の信託受益権を譲渡し、
買い主に賃料を支払いながら
同じ場所で営業を続けることができる
セール&リースバックを検討されたりします。
信託受益権だけではなく、
普通に所有権を売却し、
改めて賃貸借契約を結ぶ場合もあります。
不動産の売却損益を計上できるほか、
なによりコロナ禍で強まる資金需要の中で
手元にキャッシュを確保できることが大きいです。
売買価格
ホテル、事業所、オフィスビルなど
事業用の不動産は、適正な時価がわかりにくいです。
さらに、現在はコロナ禍で地価動向が一変し、
テナント賃料なども大きく変動し、
より一層わかりにくくなっています。
普通の戸建住宅等であれば、
ネットですぐに相場を調べられますが、
物件規模が大きかったり、個別性が強かったりする
事業用不動産の売買価格を決めることは難しいです。
そのため、このような場合、
不動産鑑定士にご相談されることが多いです。
実際の売買実例価格から価格を求めたり、
事業収益などに基づいて評価をしたり、
様々な観点から適正な価格を求めることができます。
単なる評価だけではなく、
簿価との関係や税務リスク対策なども
しっかり検討していくことが大切です。
賃 料
他方、賃料についても同様です。
いくらで貸す(借りる)ことが適正なのか。
あまりにあり得ない賃料だと、
税務リスクが高まってしまいます。
こちらも事業用不動産は
ネットで相場を簡単に検索!などできないため、
鑑定士にご相談されることが多いです。
価格や賃料が高過ぎor低過ぎたりして、
みなし贈与や利益供与のようなことにならないよう、
簿価や決算との関係等にも留意し、
なにより企業活動を継続して頂けるよう
鑑定士としっかりご相談されることをオススメいたします。
リバースモーゲージ
なお、普通の戸建住宅の場合でも、
「リバースモーゲージ」といって、
持ち家を担保にして、そのまま住み続けながら
銀行から融資を受けられる仕組みがあります。
士業の先生の不動産評価に関するご相談、お待ちしています
などなどお気軽に「ちょい聞き」してください!
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