士業専用ダイヤル
「レントロールを送って頂きたいです」
ご相談を頂いた時に、
収益物件であれば必ずお願いすることです。
レントロールの内容によっては、
評価が大きく変わってくることになります。
特に、コロナ禍での賃料減額要請が多い中、
収益の変動は価格にも大きく影響を与えます。
賃料が高い、今後増額見込みであれば、価格は高く。
賃料が安い、今後減額見込みであれば、価格は安く。
単なる土地の坪単価と建物の築年数だけではない、
“見方を変えた”収益性から評価をすることができます。
そのため、固定資産評価額や相続税評価額から
大きく価格が変わる可能性があります。
【収益物件】
収益物件とは、テナントビル、店舗、事務所、
賃貸マンション、アパート等、
収益を目的として建てられている物件のことです。
収益物件は、いくら収益が上がるかが
時価(市場価値)を決める最大のポイントです。
不動産広告でも、表面利回り〇%、満室想定〇%など
利回りが書かれているものをご覧になられたことも
多いのではないでしょうか。
【レントロール】
レントロールとは、
不動産の賃貸借条件を一覧表にしたものです。
各階や部屋ごとに月額賃料、共益費、
保証金・礼金、その他賃貸借条件が書かれています。
もちろんレントロール自体が無くても大丈夫です。
概算だけであれば、ざっくり月の収入額をお伺いしたり、
賃貸借契約書、決算書、青色申告書などにも
月額賃料などの数値は記載されています。
【コロナ禍による影響】
テナントの撤退や賃料の減額要請は、
収益性の低下=物件価格の低下に直結します。
さらに、現在は先行き不透明感が強いため、
会社の事業計画も立ちにくいのが現状だと思います。
将来の収益予測も同様で、
抜けたテナント部分に新規入居は見込めるのか。
次の賃料は今と同じか、今より下がるのか。
非常に判断が難しい状況にあります。
今後の見通しなども含めて、
しっかり内容を協議した上で
説得力ある適正な評価をしていきたいです。
士業の先生の不動産評価に関するご相談、お待ちしています
などなどお気軽に「ちょい聞き」してください!
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※当事務所は士業専門の不動産鑑定サービスを提供しておりますので、一般の方からのお問合せはご遠慮いただいております。ご了承ください。
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